代襲相続と数次相続

椅子01代襲相続とは、被相続人の死亡以前に、相続人となるべき子や兄弟姉妹の死亡等があった場合、その者の直系卑族がその者に代わって、その者の受けるべき相続分を相続することを意味します。
なお、相続欠格や相続排除を理由に相続人が相続権を失った場合にも、その相続人の直系卑族は、その相続人の受けるべき相続分の相続をすることができます。
これは、主に直系卑族の利益の保障をするためのものです。
簡単に代表例を説明すると、例えば、祖父が亡くなる前に、父がなくなった場合、その父の息子が祖父死亡時に父が相続できた分を父に代わって息子が相続することができる場合をいいます。
数次相続とは、簡単に代表例を説明すると、被相続人である父親が亡くなり、母親がその相続人となったが、遺産分割協議がなされるより前に、母親が亡くなった場合に、父親の分と母親の分の二度の相続権が重なって子供に発生していることをいいます。
これらの相続は一見、似ています。しかし、死亡の順序が異なっていることから、違いを把握することができます。
数次相続が重なってくると、相続人の数が増えていきます。こうなると、遠い親戚などが相続人として、相続権を主張してくることが考えられるため、相続が争族に発展しやすいです。相続が数次相続になるより前に、遺産分割協議を早期に行い、相続問題に決着をつけることが、望ましいです。

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